場末のレストランに謎の日本人富豪現る

奇談

ごきげんよう、ランダム歴史ニュースのお時間です。

1905年12月下旬の午後10時ころ、米国カリフォルニア州デイビス近郊の洋食店に謎の日本人富豪が現れました。

デイビス市中心街(現在)。ここから半里ほど離れた洋食店に怪しい男が現れた

男は、アンダーソンさんが経営するレストランに突然入ってくると、旅の途中で日が暮れてしまったので一晩泊めて欲しいと流暢(りゅうちょう)な英語で依頼。

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ちょうどレストランで雇われていた日本人の駒野(こまの)さんが、同じ日本人のよしみで泊めてやって欲しいと主人にお願いし、男はそのまま店で雇われることになりました。

繰返される奇行

ところが、男はしばしば奇妙な行動を取ったといいます。

夜寝るときもズボンや下着を身に付けたまま。

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また、日本人に顔を見られることを極度に恐れ、夜中でなければ決して外出せず、時折店に日本人がやって来るとすぐさま自分の部屋に逃げ込みました。

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男は広島県人・甲斐(かい)と名乗っていましたが、話す言葉に広島なまりは全くなく、アメリカに来て2~3年というものの、サンフランシスコはもちろんオレゴン州やネバダ州の地理にも詳しく、特にカリフォルニア州の州都・サクラメントについては隅から隅まで知っていたといいます。

かなりの資産家か?

また、男はかなりの蓄財家らしく、アンダーソンさんにブドウ園購入の相談をしているとのことです。ワインでも作るつもりなのでしょうか?

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当ブログでは、この男の正体について情報を求めています。

男の特徴は、身長5尺4寸程度(約164cm)、痩せ型で顔に痘瘡(とうそう)のあとがあり、しわがれ声で英語を話すときに少しどもる癖(くせ)があります。また、小さな竹行李(たけごうり)を所持しており、中には姉妹と思われる女性の写真が入っているとのことです。


怪しき男

事件について報じる『日米新聞』の記事

有力な情報をお持ちの方は、ぜひお寄せください。

以上、ニュースをお伝えしました。